シリコンコンタクトレンズの消毒方法
シリコンコンタクトレンズの消毒方法は、今までの消毒方法（コンタクトケア用品）とは違います。
理由は、シリコンコンタクトレンズはPHMB（塩酸ポリヘキサニド系）という成分を含むMPS（多目的溶剤）との
相性が悪いからです。
MPSとは、例えば、ほとんどのコンタクトに使えて、浸しておくだけで消毒ができるような
簡単なケア溶剤のことです。
代表的なものに、
- レニュー・マルチプラス
- コンプリート10min/コンプリートプロテクト
- ロートCキューブソフトワンモイスト/ソフトワンモイスト
- エピカコールド/エピカコールドアクアモア
- フレッシュルックケア10min
などがあります。
たぶん、従来のコンタクトレンズをお使いのみなさんはこれらのMPSを使用していると思います。
ドラッグストアなどで安く販売されているケースが多く購入もしやすいです。
しかし、これらのコンタクトケア溶剤はシリコンコンタクトレンズには適しません。
PHMBを含む消毒液に浸漬したシリコンコンタクトレンズを装用すると、装用2〜4時間後に角膜にびまん性のキズが出来ることがあります。
使用するPHMBを含む消毒液の成分やシリコンコンタクトレンズの種類によってもキズの程度は異なりますが、相性の悪い組み合わせで使っていると、
重症な角膜障害につながるといわれています。
各社のシリコンコンタクトレンズと様々な消毒液の相性の実験結果は、
Staininggrid.jpの試験結果をご参照ください。
よって、シリコンコンタクトレンズは消毒液を相性の良いものに変える必要があります。
そこで、私が徹底的に調べたもっとも相性の良い消毒液との組み合わせは、下図のようになります。
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シリコンコンタクトレンズ名 |
最適なコンタクト消毒液 |
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もともとO2オプティクスは
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どうぞご活用ください。
